「暗号資産の投資方法って、どんなんがあるの?」
そんなアナタへ。暗号資産投資のやり方5つをまとめました!
暗号資産の投資には、どういった方法があって、どういうリスクがあるのか。
サクッと読んで、学んでおきましょう。
初心者でもわかる【暗号資産の投資方法】5つのやり方まとめ
暗号資産の投資のやり方5つを以下にまとめます。
リスクとリターンを分けるとこんな感じです↓
高リスクだけど、大リターンな投資方法
- 【トレード】
- 【ICO】
中リスクで、中リターンな投資方法
- 【マイニング】
低リスクで、少リターンの投資方法
- 【アービトラージ】
- 【積み立て】
ひとつづつ説明します。
①売買して稼ぐ【トレード】
【トレード】は一番わかりやすいです。
安く買って、高く売る。以上。
ただ、勉強は必要です。
価格が上下する要因を知っておく。最新のニュースに気を配る。チャートの見方なども学んだ方が良いでしょう。
それでも短期的な【トレード】で毎回利益を出すのは、なかなか難しいです。
FXのように、「レバレッジ」をかけて取引することもできますが、オススメしません。
「レバレッジ」をわかりやすく言うと、「界王券を使ってトレードする」みたいなものです。
かけるほど、ハイリスク・ハイリターンになります。
FXで「レバレッジ」をかけた取引に慣れている方でもない限り、オススメしません。
②上場益を狙う【ICO】
【ICO(Initial Coin Offrting)】は、未上場のコインを買って、上場された利益を狙います。
未公開の株を買って上場益を狙う「IPO(Initial Public Offrting)」みたいなものです。
コインの発行者側も、【ICO】はお金を集めやすい仕組みなのです。
暗号通貨でいう「上場」とは、「コインが取引所で扱われるようになること」です。
取引所で扱われるようになるということは、その価値が爆上げする可能性が高いわけです。
しかし、買ったコインが上場しなかったら。売るに売れない状態になります。
初心者が一番ダマされやすいのが、この【ICO】でもあります。
「今これを買っておくと、近いうちに上場されて何十倍にもなりますよ!」とかいって、お金を集めるサギがたくさんいました。
「ICOの90%以上はサギ」とも言われています。
ホワイトペーパーについて
【ICO】の案件には、たいてい「ホワイトペーパー」という“コインの仕様書”があります。
「ホワイトペーパー」を読めば、
誰が、どんな目的で作ったコインなのか?
どういう技術が使われているのか?
バックでどういう会社が支えているのか?
何枚発行される予定なのか?
といった、コインの詳細がわかります。
【ICO】投資を考える時の参考になるのが「ホワイトペーパー」です。
ただ、「ホワイトペーパー」は英語で書かれていることがほとんどです。
なので、英語がわからないと内容を理解するのは難しいでしょう。
そうした点からも、素人にとって【ICO】はギャンブル的な投資になってしまいます。
- ICOの90%以上はサギ
- わからないICOへの投資はギャンブル
この2つからも、ICOは素人にはオススメできません。
リスクの高い投資法です。
③採掘された一部をもらえる【マイニング】
【マイニング】でを利益を得る方法は、2通りです。
マシンを使って、自分でマイニングする
マイニングをしている会社に投資をする
ビットコインだとマイニング競争が激しいので、「自分でマイニングする」のは無理でしょう。
マイナーなコインなら、個人でマイニングすることもできます。
が、競争が激しくなるほど個人では難しくなりますし、そもそも素人に【マイニング】は無理ですよね。
となると、「マイニングをしている会社に投資をする」方がイメージしやすいです。
これなら、ビットコインやイーサリアムなどの主要な通貨のマイニングに参加できます。
ちなみに、参加者が集まってマイニングする仕組みのサービスを「マイニングプール」といいます。
マイニングで得られた報酬は、手数料を引いて参加者に分配されます。
こうして利益を得るのが「マイニングをしている会社に投資をする」方法です。
投資に必要な金額は、その会社によってまちまちです。
少額なところだと、一口600ドルくらいから参加できます。
マイニングに参加する場合、ひとつ、おぼえておいてください。
「マイニングは、あくまでも競争」だということです。
強い競争相手が出てくれば、利益が出なくなったりして「思てたんとちがう!」ということにもなります。
そういったリスクも頭に入れたうえで、参加するしないを判断しましょう。
④取引所間の価格差でもうける【アービトラージ】
【アービトラージ】とは、「取引所と取引所の価格差で利益を上げる方法」です。
ビットコインの価格は、取引所によってそれぞれ違うんです。それはなぜか?
取引所のその時その時によって、「買いたい人」と「売りたい人」のバランスがビミョーにズレるからです。
このズレによって、取引所と取引所に価格差が生まれます。
「安い取引所で買って、高い取引所で売る」
これが【アービトラージ】です。
前もって利益が見えてるので、手堅い方法です。
「え、そんなん絶対いいじゃん」と思うかもしれません。が、けっこう手間がかかります。
まず、価格差を見るために、パソコンに張り付いてずっとチェックしなければいけません。
価格差をみつけたら、買って、それを別の取引所に送って、高値で売ります。
スピーディーに、コツコツと。しっかりと働くことになります。
なので、【アービトラージ】は投資というより内職。
ふだん会社勤めしてる方はなかなかできない方法かと思います。
税金の計算なども大変になるので、オススメできません。
⑤買ってずっと持つ【積み立て】
5つ目の投資方法は、ただ買って、ずっと持つ【積み立て】です。
正直、これが一番オススメです。
ビットコインやイーサリアムなど、前からあるコインは安定しているので、ローリスク・ローリターンです。
上場したばかりの新しいコインなら、価格変動が激しいのでミドルリスク・ミドルリターンです。が、
よく調べて、可能性にかけるなら小リスクで大リターンになる可能性もあります。
「長い目で見て、このコインはまだまだ上がるだろうなぁ」と考えているなら、それを買ってずっと持っておく。それだけ。
価格が下がったら、買い増す。
ヘタに動かすより、「ずっと持ってただけの方が利益が出ていた」というケースが多いです。
それに、大きな利益を確定させたとしても、今はまだ税金が高いです。
世の中が変わって、暗号資産がさらに認められてくるまで。持って、待つ。
暗号資産の未来を信じているなら、【積み立て】て持っておく、これが一番手堅いですね。
【暗号資産の投資】のやり方5つ まとめ
【暗号資産の投資】方法まとめ。
初心者がやるなら、ビットコインやイーサリアムなどの安定したコインへ【積み立て】がオススメです。
あとは、「レバレッジ」を使わずに【トレード】してみるのもいいでしょう。
時間があるなら、複数の取引所にアカウントを作って【アービトラージ】を試してみるのもいいですね。
【マイニング】参加はややこしいので、あまりオススメしません。
【ICO】は、調べてみて「賭けてみたい」という時だけにした方がいいです。
どの方法もそうですが、しっかりと学んで、「何がリスクなのか」をわかったうえでやりましょう。
以上で暗号資産【取引の手順】全7回は終了となります。
引き続きそれぞれ学んで、正しく資産を運用していきましょう。
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