どうも。カルチャーマニアのSai(@saisei_to_hakai)です。
「“ブロックチェーン”が何なのかわからない!」
というアナタへ。「ビットコイン・ブロックチェーンの本」を片っ端から読んできた僕が、どのサイトよりもわかりやすくお教えします。
ブロックチェーンの技術は、むずかしくてイマイチ入ってこないですよね。でも、ブロックチェーンがわからないとビットコインを理解したことにはなりません。
ビットコインとセットで出てきた技術“ブロックチェーン”とはいったい何なのか?
これを読めば、アナタも“ブロックチェーン”がわかります。
ちなみに、ブロックチェーンの技術的な仕組みについては、コチラにまとめています↓
>>>【ブロックチェーンの仕組み】わかりやすく解説!《ポイントをおさえればOK》
初心者でもわかる【ブロックチェーン】とは何か?わかりやすく解説
ブロックチェーンとは何か?わかりやすく解説
“ブロックチェーン”とは何か?一言でいうと、新しい“記録する技術”です。その特徴は、コピーできなくすることです。
前回の記事、【ビットコインとは何か?】でお話しした通り、“ブロックチェーン”は、サトシ・ナカモトが提唱しました。
そのアイデアを「面白い!」つって、技術者がノリで作りはじめ、ビットコインの運用が始まりました。
ここで問題なのが、インターネットでの「お金のやり取り」は信用できるのか?
「信用の問題」ですね。
この問題を解決したのが、“ブロックチェーン”という新技術だったのです。
ひとまず、これまで僕らがやってきたやり方を整理しましょう。
銀行ATMにて、あなたから実家のお母さんにお金を送ったとします。
こういった取引の内容(取引台帳)は、もちろん銀行が管理していますよね。
銀行がすべての取引内容を台帳として記録し、管理しています。
なので僕らは銀行を信用してやり取りをしているわけです。
これに対し、ビットコインは「国や銀行が関与していない通貨」です。
管理しているのは、コンピュータシステムです。
「え?それって信用できるの?」と思いますよね。
その信用を生み出したのが、“ブロックチェーン”という新技術でした。
例えば、あなたがビットコインを持っていて、友達に1ビットコイン(BTC)を送るとしましょう。
ビットコインは、約10分間ごとに1つの取引台帳が作られる仕組みになっています。
例えば。あなた、友達、お母さん、おばさん、でビットコインをやりとりしてみましょう。
はじめの10分間。
あなたは友達に1BTCを送りました。
お母さんは、おばさんに1BTCを送りました。
はじめの10分間でされた、この2つの取引が、「取引台帳その①」として記録されます。
次の10分間。
あなたはお母さんに1BTCを送りました。
この10分間の取引は、これだけでした。これが、「取引台帳その②」として記録されます。
こういった感じで、ビットコインは約10分間のブロックごとに取引内容を記録しています。
そのブロックが10分ごとに作られ、まるでチェーンのように連なってゆくのです。
これが“ブロックチェーン”と 呼ばれるものです。
ブロックチェーンは、誰が管理するの?
ではこのブロックチェーン、誰が管理しているのでしょうか?
それは、ビットコインの利用者全員で管理することになります。
仮に利用者が、あなた、友達、お母さん、おばさん、の4人だけだったら。
この4人全員が、取引のブロックを持つ形になります。
これは覚えなくてもいいですが、ブロックチェーンの別名は「分散型台帳技術」とも呼ばれています。
みんなで取引台帳を管理すると、何がいいの?
みんなで同じ取引台帳を持っていると、何がいいのか?
それはズバリ「データの改ざんがむずかしくなる」ってことです。
仮に、あなたのパソコンがハッキングされて、データを書きかえられたとしましょう。
それでも問題ないのです。なぜならあなたのデータが変わってしまったら…
友達、お母さん、おばさんの持ってるデータと「違うじゃん!」となってしまうからです。
今までは、銀行がデータをすべて管理していたわけですよね。
なので、セキュリティが破られて、銀行のデータを改ざんされたらどうしようもありません。
でも、全員でデータを持っていたら。全員のデータをすべて同時に改ざんするのは、ほぼ不可能です。
ひとつのところにまとめて隠すんじゃなく、すべてオープンにして、全員で持つ。逆転の発想です。
“信用”どころか、“信用”の必要すらない仕組みができてしまったのです。
ここがブロックチェーンのすごいところ!
いま現在、ビットコインの利用者は何千、何億、何十億人いるのか…
この全員のデータを、同時に改ざんするのは無理ですよね。
これによって、ビットコインの「信用の問題」が解決されたのです。
ブロックチェーンとは何か? まとめ
ブロックチェーンを簡単にまとめると、こうです。
- 今までの取引がブロックに記録され、すべてつながっている
- このデータを、みんなで共有している
このシステムにより、銀行を介さなくてもお金のやり取りができるようになりました。
誰も盗めないし、誰も改ざんできないし、誰も間違えない。
信用したり、疑ったりする必要すらない記録技術。
それがブロックチェーンなのです!
ちなみに、ブロックチェーンの技術的な仕組みについては、コチラにまとめています↓
>>>【ブロックチェーンの仕組み】わかりやすく解説!《ポイントをおさえればOK》
さて、ブロックチェーンがわかったところで、新たなギモンが浮かびます。
「ビットコインの取引台帳は、誰が作ってるの?」
池上さんだったら「いい質問ですね!」というところでしょう。
ビットコインは、いったい誰が、どうやって「10分間のブロック(取引台帳)」を作っているのでしょう?
それを知るためには、新しい言葉が出てきます。
「マイニング」です。
日本語でいうと、「採掘」という意味です。
次へ進むには、この「マイニング」について理解する必要があります。
というわけで次は【マイニング(採掘)】とは何か?をわかりやすくお伝えします↓
>>>初心者でもわかる【マイニング(採掘)】とは何か?わかりやすく解説
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