「ビットコインの次に有名なイーサリアムって、どんな暗号資産なの?」そんなアナタへ。
- 【イーサリアム】とは何か?
- 【イーサリアム】で何ができるのか?
- 【イーサリアム】のこれからはどうなってゆくのか?
どのサイトよりもわかりやすくお教えします。
初心者でもわかる【イーサリアム(ETH)】とは何か?わかりやすく解説
先に、結論を言います。
【イーサリアム】をあえてわかりやすく言うなら、「ビットコインの多機能版」です。
多機能なため、新しいインターネット世界を作り上げてゆくプラットフォームとして期待されています。
【イーサリアム】の要点を以下の3つに絞りました。
- 【イーサリアム】は、第2の暗号資産
- 【イーサリアム】は、ビットコインにはない機能がある
- 【イーサリアム】は、プラットフォームとして使われる
それぞれ見ていきましょう。
ビットコインに次ぐ暗号資産【イーサリアム】
ビットコインに次ぐ第2の暗号資産。それが【イーサリアム(ETH)】です。
「暗号資産」と聞けば、まずは「ビットコイン」が思い浮かぶと思います。
【イーサリアム】は、「ビットコイン」にはない機能があり、どんどん存在感を増している通貨です。
なので、「ビットコイン」に次ぐ時価総額になっています。
【イーサリアム】の取引量が、「ビットコイン」の取引量を上回ることもあるほどです。
「ビットコイン」と【イーサリアム】の時価総額で、暗号資産全体の約70%をしめています。
なので「ビットコイン」の次に注目を集めるコインなのです。
【イーサリアム】が取引されるようになったのは2015年です。
【イーサリアム】という名前はシステム全体の名前で、通貨の単位は「ETH(イーサ)」。
はじめの価格は、1ETHあたり、300円くらいでした。
今は1ETHあたり、50万円くらいになっています。
【イーサリアム】にはどんな特徴がある?
【イーサリアム】は、ビットコインにはできない、いろいろな機能を付けた暗号資産&プラットフォームです。
【イーサリアム】の仕組み上でアプリを動かしたり、大事な契約を結んだり。いろいろなことができます。
ビットコインをはじめとするコインは今、数えきれないくらいあります。
その中で、ビットコインは暗号資産の基軸(国の通貨でいうと米ドル)のような存在です。
新しいコインは、新たな技術を加えて、新しい価値を生むために作られます。
ビットコインと同じものを作っても意味ないからです。
「ビットコインよりすごいものを作る」、あるいは「ビットコインにはできないものを作る」。
こうして他の【アルトコイン】は、ビットコインにはない特徴を持って生まれてくるのです。
【イーサリアム】も、ビットコインを進化させて生まれたコインです。
ではその【イーサリアム】で何ができるのか?そこを見ていきましょう。
【イーサリアム】で何ができるのか?できること3つ
【イーサリアム】でできるのは、以下の3つです↓
- 【イーサリアム】への投資
- 【イーサリアム】での決済と送金
- 【イーサリアム】をプラットフォームとして使う
まず、①【イーサリアム】への投資は、ビットコインやアルトコインと同じですね。
取引して値上がりすれば、利益を得ることができます。
次に、②【イーサリアム】での決済と送金。これもビットコインと同じです。
ビットコイン決済の方が普及していますが、実はイーサリアム決済の方がスピードが速かったりします。
そうしたメリットはありますが、暗号資産での決済・送金はまだ一般的なものではありませんよね。
「決済・送金もできる」ってことだけ、頭のスミに入れておけば大丈夫です。
そして③【イーサリアム】をプラットフォームとして使う。
ここが【イーサリアム】最大のポイントです。以下でくわしく説明します。
【イーサリアム】最大のポイント「スマートコントラクト」
【イーサリアム】で、いろいろなことができるわけですが、最大のポイントは「スマートコントラクト」という機能です。
「スマートコントラクト」とは何か?
「スマートコントラクト」は名前のとおり、かしこく(スマート)、契約(コントラクト)を行える技術です。
契約した条件の内容が結ばれたり、行われたり…っていうのが自動的に実行される仕組みのことです。
いちばんカンタンなのは、ジュースの自販機をイメージしてください。
お金を入れてボタンを押すと、そのジュースが落ちてきますね。
これも「契約した条件の内容」が自動で行われる、スマートコントラクトです。
スマートコントラクトをブロックチェーン上で使うと、「契約した条件」が安全に、カンタンに、自動で行われるわけです。
ビットコインでは、取引をブロックチェーンに記録していますよね。
【イーサリアム】では、契約した内容をブロックチェーンに記録して、その契約を自動で実行することができます。
例えば、誰に、いつ、「送金する」という契約をしたとします。
それを【イーサリアム】のブロックチェーンに記録すると、その日、その人に、送金されます。
契約した通り、自動的に実行されるわけです。
ジュースの購入や送金を例としてあげましたが、それだけではありません。
金融はもちろん、医療や保険、不動産、税金の処理…
チケットやポイント、クーポン、遺言、などなど、いろんなことに応用されてく。ってことなのです。
安全に管理し、自動化して便利にする。そうした方が良いものは世の中ゴマンとあるわけです。
「スマートコントラクト」が応用されてゆくと、どんどん世の中が便利になる。
そういう可能性を秘めている技術が「ブロックチェーン」。
誰でもブロックチェーンを利用して「スマートコントラクト」を構築できるのが【イーサリアム】最大のポイントなのです。
【イーサリアムとは何か?】まとめ
【イーサリアム】について、まとめるとこうです。
- ビットコインの次に注目される暗号資産
- 暗号資産だけでなく、プラットフォームでもある
- 最大のポイントは、「スマートコントラクト」機能
こうした特徴によって、存在感を増しているのが【イーサリアム】なのです。
「デジタルな金」というイメージのビットコイン。
いろんなところに応用されてゆくプラットフォームの【イーサリアム】。
こうした違いを持って、仮想通貨の世界はどんどん広がっているのですね。
この【イーサリアム】がどうやって生まれ、どんな問題があったのか。そしてこれからどうなってゆくのか。
次は、【イーサリアム】の成り立ちから、分岐して【イーサリアムクラシック】ができるまでの歴史をお伝えします↓
>>>初心者でもわかる【イーサリアムの歴史】成り立ち《イーサリアムクラシックとのハードフォークまで》
他のアルトコインについてはコチラにまとめています↓
>>>【日本のアルトコイン】国内で取扱いのあるアルトコインまとめ
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