「ライトコインって暗号資産をよく聞くけど、どんなコインなのかわからない!」
そんな初心者のために【ライトコイン(LTC)】について、わかりやすく解説します。
これを読めば、ライトコインがどんな可能性があるかわかりますよ。
初心者でもわかる暗号資産【ライトコイン(LTC)】とは?
ライトコインを一言でいうなら、ビットコインをより使いやすくしたコインです。
「送金速度が遅い」というビットコインの問題を解決するために生まれました。
なので、スピーディーに送金できるのが特徴。
ビットコインの送金スピードが約10分なのに対し、ライトコインは約2分30秒。4倍も速い。
ライトコインの基本情報↓
開発者 | チャーリー・リー(Googleの元エンジニア)、ライトコイン財団 |
管理者 | なし(ビットコインと同じ、非中央集権型) |
通貨単位 | LTC |
取引の承認方式 | POW(プルーフ・オブ・ワーク) |
総発行枚数 | 8,400万枚 |
何年から? | 2011年 |
現在の時価総額ランキング | 第16位(2021年9月) |
現在の価格 | 18,982.87円(2021年9月) |
日本での取引 | あり |
取引できる場所 | コインチェック、ビットフライヤー、GMOコイン、DMMビットコイン、ビットバンクなど |
重要なポイント
- ライトコインは、ビットコインをベースに作られた
- ビットコインが「金」だとすると、ライトコインは「銀」のようなポジション
- 発行枚数はビットコインの4倍。送金速度も4倍。なので使いやすい
>>>ライトコイン公式サイト
ライトコインの特徴
ビットコインより送金スピードが速かったり、手数料が安い。なので「実用的なコイン」になることを目指しています。
決済サービスの大手、Paypalでの支払いにも使えます。
(今のところPaypalで使えるコインはビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコインの4つ)
ビットコインは「財産」として持っておいて、日常で使うのはライトコイン、みたいなポジションになれるかも。
考えたいポイント
ライトコインで考えたいポイントは、以下の4つです↓
- 枚数が多い分、価格が安定しやすい
- マイニングの難易度が低く、マイニングしやすい
- 開発者がはっきりしている
- 4年に1回の半減期
枚数が多い分、価格が安定しやすい
枚数がビットコインの4倍あります。なので、大口で持ってる人が売買しても影響を受けづらく、安定しやすいです。
価格は今のところ、ビットコインの価格に影響を受ける形になっています。
ビットコインに付いて回る位置のコインなので、ビットコインを超えるようなものではありません。
ビットコインが伸びれば、一緒に伸びていく形になります。
マイニングの難易度が低く、マイニングしやすい
一般のコンピュータでもマイニングできるくらい、マイニングの難易度は低いです。
しかしその分、ハッキングの危険性は高まります。
開発者がはっきりしている
ビットコインのサトシ・ナカモトと違い、ライトコインは開発者がはっきりしています。
生みの親であるチャーリー・リー氏の発言は価格にも影響が出るでしょう。
4年に1回の半減期
ビットコインと同じく、4年に1回の半減期があります。
ビットコインを知らずにライトコインを買おうとする人はいないと思うので「半減期」についての説明は省きます。
価格に影響するので「いつが半減期か?」は知っておいた方がいいですね。
ライトコインは前回の半減期が2019年8月5日でした。次回の半減期は2023年8月2日です。
ライトコインに関するキーワード
ライトコインに関係する用語・キーワードは以下のものがあります↓
- セグウィット(Segwit)
- ライトニングネットワーク
- アトミックスワップ
- ミンブルウィンブル
- OmniLite
セグウィット
取引サイズを圧縮して、処理スピードを上げる技術。
知らなくてもいいですが、「Segwit」とは「Segregated Witness(分離された署名領域)」の略です。
要するに「誰から誰に渡すか」を別で記録することで、容量を節約できるってことです。だからスピードが速い。
ライトニングネットワーク
取引をブロックチェーン外で行い、取引のアタマとケツの情報のみをブロックチェーンに記録する仕組み。
これによって、超少額で支払いできて、手数料も安くなる。ライトコインは、初めてライトニングネットワークに成功した通貨なのです。
アトミックスワップ
異なるブロックチェーン上にある暗号通貨たちを、取引所などを経由せずに直接交換できる技術。ライトコインで可能になった。
ミンブルウィンブル
ライトコインの匿名性を高めて、プライバシーを保護する技術。これによって安全性が増す。今後のライトコインに導入される予定。
OmniLite
ライトコイン財団が立ち上げたプラットフォーム。暗号資産やNFTなどのトークンを作ったり、スマートコントラクトを作ったりできる。
ライトコイン まとめ
「小回りのきくビットインの子分」みたいなイメージですね。けっこうわかりやすいポジションのコイン。
ビットコインが伸びると共に、ライトコインも伸びていきそうです。
半減期もあるし、まだまだ価格も安い。僕は増やしていきたいなと考えています。
日本での取り扱いも多いし、コインの内容もわかりやすい。
なので、暗号資産をはじめた人が「ビットコイン→イーサリアム→その次は?」となった時に目が向く。
「ライトコインなら割安だし手堅そうだし、ひとまず少し持っておくか…」となる流れもイメージできます。
あくまで僕個人の意見なので、投資は自己判断でよろしくお願いします。
他のアルトコインについてはコチラにまとめています↓
>>>【日本のアルトコイン】国内で取扱いのあるアルトコインまとめ
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